池田診療所では、2型糖尿病の新しい治療薬として注目されている「マンジャロ®︎(一般名:チルゼパチド)」の導入・処方を行っております。
「血糖値がなかなか下がらない」「体重管理がうまくいかない」とお悩みの方は、一度ご相談ください。 当院は、**近鉄大阪線「弥刀駅」「長瀬駅」**エリアから通いやすい場所にあり、地域のかかりつけ医として丁寧な指導を行っております。
1. マンジャロ®︎とは?
マンジャロ®︎(Mounjaro)は、新しい2型糖尿病治療薬です。
これまでの糖尿病治療薬とは異なり、世界で初めて
「GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)」
「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」
という2つのインクレチン(腸管ホルモン)の作用を併せ持つお薬です。
週に1回、ご自宅で注射(皮下注)することで、強力な血糖降下作用と、体重減少効果が期待できます。
従来薬との違い:2つのホルモンの相乗効果
これまで広く使われてきた「GLP-1受容体作動薬」は、GLP-1という1つのホルモンのみに作用するものでした。 マンジャロ®︎は、そこにGIPというもう一つのホルモンの作用を加えることで、相乗効果を生み出しています。
- GLP-1の作用:血糖値に応じてインスリンを出す、食欲を抑える。
- GIPの作用:インスリン分泌をさらに強め、脂肪代謝を改善する。
この「ダブルの作用」により、従来の薬よりもさらに高い血糖改善効果と、体重コントロール効果が得られることが臨床試験で示されています。
期待できる3つの主な効果
- 血糖コントロールの改善(HbA1cの低下) 食事をして血糖値が高くなった時だけ、すい臓に働きかけてインスリンの分泌を促します。同時に、血糖値を上げるホルモン(グルカゴン)の分泌を抑えることで、効果的に血糖値を下げます。
- 体重減少のサポート 脳の食欲中枢に働きかけて食欲を抑えるほか、胃の動きを緩やかにして食べた物を胃に長く留まらせる働きがあります。これにより、少量の食事でも満腹感を得やすくなり、間食や過食を防ぐことができます。
- 脂肪代謝の改善 脂肪組織に働きかけ、脂肪の分解を助けたり、炎症を抑えたりする効果も期待されています。
2. 治療のスケジュールと投与量
体への負担(特に胃腸への副作用)を減らすため、少ない量から開始し、段階的に量を増やしていきます。
- 開始時(〜4週間):2.5mg 最初の4週間は、一番少ない「2.5mg」からスタートします。まずは体に薬を慣らす期間です。
- 維持量(5週目〜):5mg 副作用などの問題がなければ、4週間後に「5mg」へ増量します。多くの方はこの5mgで治療を継続します。
- 増量(効果不十分な場合):7.5mg〜最大15mg 血糖値の状態を見ながら、必要であれば4週間以上の間隔をあけて、2.5mgずつ増量(最大15mgまで)することが可能です。
使いやすい注射器「アテオス®︎」
マンジャロ®︎は「アテオス®︎」というペン型の専用注射器を使用します。 患者様の負担を減らすための工夫がされています。
- 針の取り付け不要:最初から針が内蔵されており、ご自身で針をセットする必要がありません。
- 針が見えない:注射の前後も針がカバーに隠れているため、針を見るのが怖い方でも安心して使えます。
- ワンタッチ操作:皮膚に当ててボタンを押すだけで、自動的に注入が完了します。
- 使い切りタイプ:1回使い切りなので衛生的です。
3. 副作用と対処法
もっとも多く報告されているのは胃腸の症状です。
- 主な症状 吐き気、ムカムカする、下痢、便秘、お腹の張りなど。
- 対処法 これらの症状は、薬を使い始めてから1〜2ヶ月経過すると、体が慣れて自然と治まることが多いです。
- 一度にたくさん食べず、腹八分目を心がける。
- 脂っこい食事を控える。
- よく噛んでゆっくり食べる。 これらを意識することで症状が軽減されます。
【注意が必要な症状】 稀ですが、以下の症状が出た場合は使用を中止し、速やかにご連絡ください。
- 激しい腹痛・背中の痛み(急性膵炎の疑い)
- 冷や汗、手足の震え、動悸(低血糖の疑い) ※マンジャロ®︎単独では低血糖は起きにくいですが、他の糖尿病薬と併用している場合は注意が必要です。
4. よくあるご質問(Q&A)
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打ち忘れた時はどうすればいいですか?
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- 次の予定まで3日(72時間)以上ある場合:気づいた時点ですぐに打ってください。その後は、あらかじめ決めていた曜日に打ってください。
- 次の予定まで3日(72時間)未満の場合:その回は打つのをやめて(スキップして)、次の予定日に1回分を打ってください。 ※絶対に、一度に2回分を打たないでください。
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費用について教えてください
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費用は、保険診療に基づいて行われます。
・患者様の健康保険の負担割合(3割〜1割)や、処方される薬剤の用量によって金額が異なります。
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どの部位に打てばいいですか?
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お腹(へそ周りを除く)、太ももの前側、または二の腕の外側(二の腕は打ちにくいため、誰かに打ってもらう場合推奨)に打ちます。 皮膚が硬くなるのを防ぐため、毎回少しずつ場所をずらして打つようにしてください。
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ダイエット目的で処方してもらえますか?
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当院は地域医療を支える保険医療機関として、厚生労働省の指針に基づき、2型糖尿病と診断された患者様への適切な治療を最優先しております。
5. 東大阪・弥刀・長瀬エリアで糖尿病治療なら
マンジャロ®︎は、血糖コントロールと体重管理の両面で非常に期待できるお薬です。 しかし、一番大切なのは「長く続けられること」と「安心して相談できる医師がいること」です。
池田診療所では、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療を提案いたします。 東大阪市でマンジャロ®︎による治療をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
受診のご案内(予約不要)
当院は予約制ではありません。 健康診断の結果をお持ちの方は、ぜひご持参の上、直接ご来院ください。
池田診療所 電話:06-6728-7548 (受付時間:診療時間内にお願いいたします)
【アクセス】 〒577-0826 大阪府東大阪市大蓮北2丁目5-1 近鉄大阪線「弥刀駅」から徒歩9分 近鉄大阪線「久宝寺口駅」から徒歩15分 ※駐車場あり(診療所横と近隣に各1台)
